背中の痛みについて

2018.09.20

皆さんおはようございます。

南武庫之荘で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。

本日は「背中の痛みについて」です。

背中の痛みがある場合、どんな症状が考えられるのでしょう? 

1 長時間同じ姿勢でいることによる筋肉の緊張と疲労 
長時間座ってパソコン作業をしていたり、立ちっぱなし、中腰など、無理な姿勢を続けると背中の筋肉が緊張します。そして時間の経過とともに筋肉が疲労し、血行が悪くなって背中にこりや痛みを引き起こします。 
ひどくなるとギックリ背中(ギックリ腰の背中バージョン)になってしまいます。 

2 過剰な運動や無理な負担 
過度の運動によって筋肉が疲労し、緊張を強いられた背中の筋肉が痛みを引き起こします。また、背中に無理な力がかかるような動作を行うと、急性の背部痛を招くことがあります。 
3 背中の痛みの原因となる主な疾患 
背中の痛みを引き起こす代表的な疾患は、椎間板へルニア、変形性脊椎症、頸椎(けいつい)の損傷(むち打ち症)などです。 
結石や胆石症、膵臓の疾患や骨粗しょう症なども背中の痛みを引き起こします。他には、風邪やインフルエンザ、腎盂腎炎(じんうじんえん)、帯状疱疹(帯状ヘルペス)など細菌やウイルスの感染によって背中の筋肉が痛むこともあります。さらに心筋梗塞や狭心症など心臓疾患の発作では、胸に起こる痛みが背中にまで及ぶことがあります 

○予防、解消法について 
1 正しい姿勢を身に着ける 
正しい姿勢を身に着ける事で、背中への負担は減り筋肉疲労を予防できます。背骨は頸椎前湾、胸椎後湾、腰椎前腕、仙骨後湾というS字カーブを描いているのが自然な湾曲になります。また、横から見た時に耳・肩・胸の中央・股関節・膝・くるぶしが一直線上にあるという事も大切です。 
2 運動 
適度な運動をして筋力をつける事や血流の促進というのが大切です。ストレッチやウォーキングといった無理のない運動を定期的に生活の中に取り入れるようにします。 
3 休憩 
休憩を取りながら、同じ姿勢を長時続けないように、立ち上がったり、歩いたり、ストレッチをします。

長時間立ちっぱなしの仕事や、デスクワークの仕事の人はこまめに行うとよいでしょう。 

 

ぜひ、お困りの方は当院にお越しください!

PAGE
TOP