尼崎市、産後のむくみ解消法・対策

2018.12.10

皆さんおはようございます!!

尼崎市で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。

本日は「産後のむくみ解消法・対策」についてです。

 

産後の身体は、女性ホルモンのバランスや生活習慣の変化から、体調や体型が変わりやすい時期です。育児でヘトヘトなうえに、寝不足や体がむくみやすいことはママにとっての悩み事だと思います。特に乳児で生後間もない赤ちゃんに授乳をしているママはむくみを感じやすい時期でもあります。そこで、産後のむくみについて、原因や解消法、足や顔のむくみがいつまで続くのかなどをご紹介します。

 

産後のむくみ

 

むくみは、体内に水分が溜まった状態のことを言います。血管内に水分が溜まったり、リンパ液の流れが滞ったりして、細胞と細胞の間(細胞質)に水分が溜まっていくとむくみます。

むくみは、基本的に全身のどこにも起こる可能性があります。むくみを感じやすい場所としては足、顔、手の指が挙げられます。

 

産後の水分バランスの変化によるむくみ

妊娠中は妊娠前に比べて、血液量が3~5割ほど増えると言われています。しかし、出産をすることによって大量の血液や羊水が体外に出ると、体が水分不足を感じ、逆に水分を体内に溜め込もうと反応して、むくみが起きてしまいます。むくみは出産による一時的なものなので、産褥期(産後6~8週)を過ぎれば自然と治まっていくと言われています。

 

授乳による水分不足でむくみ

母乳というのは血液から作られていますが、産後に赤ちゃんへの授乳を始めると、水分不足になって体が水分を溜め込もうと反応します。すると、体内に水分がたまって、むくみを引き起こす原因になります。授乳後に寝かしつけて少し赤ちゃんと一緒に寝て起きたら、足がひどくむくんでいた、なんてこともあります。授乳期のママでしたら一度は経験していますが、むくみに気がつかず、そのままの方もいます。

特に新生児期から生後2~3ヶ月頃までは頻回授乳で1日10回以上授乳することもあります。この時期は特にむくみが出やすくなるので、対処が必要になります。

 

自律神経が乱れによるむくみ

産後は女性ホルモンのバランスが変化しやすく、慣れない育児のストレスで、自律神経が乱れがちです。また、夜に授乳して睡眠時間が短くなったり寝る時間がバラバラになってしまうと、自律神経はより乱れやすくなります。自律神経が乱れると血液の流れが悪くなり、結果的にむくみが起こりやすくなります。疲れがたまっていたり、寝ても寝ても眠い、ストレスが溜まっている、体のだるさや育児、家事がやる気が出ないなどが出ていたら要注意です。両親や旦那さんに手伝ってもらって体を休めるようにしましょう。

 

運動不足、寝不足による基礎代謝の低下

産後は体力がまだ回復しきっておらず、家事で体を動かすこともままなりません。また、育児でなかなか手が離せず運動する時間さえとることが難しいという方も多いのではないでしょうか?しばらくは運動をすることもできず、さらに赤ちゃんのお世話が忙しくて、寝不足になることも多いです。運動不足と寝不足は基礎代謝を下げ、血流を悪化させ、むくみを引き起こす原因となります。

 

産後のむくみ解消法

 

続いて産後のむくみを解消する方法についてお伝えしていきます。

 

運動

運動というと辛い筋トレのようなものを思い浮かべる方もいますが、産後のむくみは軽い有酸素運動から始めることをお勧めします。産後は体力が落ちている上に女性ホルモンのバランスが崩れていることが多いので、無理のない範囲で行いましょう。適度な運動をすると、血流が良くなり、水分の排出を助けてくれます。むくみを解消してくれるだけでなく、産後の体の回復を促してくれる効果もあります。

 

減塩

産後に関わらず減塩を心がけましょう。むくみを解消するうえでは減塩はなくてはならないものです。塩分摂取が過剰になった場合、体内の塩分濃度を下げようと、水分を溜め込む働きが強くなり、むくみがより一層ひどくなってしまいます。減塩味噌や減塩梅干しを利用したり、しょうゆやドレッシングを料理にかけるのではなく、つけて食べるようにしたりと、ちょっとした心がけで減塩はできます。

 

足を心臓より高く上げる

足のむくみが気になる人に限りますが、足を心臓より高く上げることでむくみが軽減されます。健康な人でも夕方になると片足に500mlの血液が重力によって下がると言われています。産後でなかなか運動ができないとさらに足がむくみやすくなります。足を心臓より高く上げておくことで重力で足の水分が心臓の方へ戻ってくるので軽減につながります。しかし、根本的なむくみの解消にはならないので、運動や減塩は行いましょう。

 

弾性ストッキングを履く

 

これも足のむくみが気になる方に限りますが、弾性ストッキングを履くことでむくみが軽減できます。むくみを解消する目的で作られたソックスは、履いているだけでいいので、家事と育児で忙しい人には向いていると思います。むくみ用ソックスとして人気なのが、足首からふくらはぎにかけて圧力をかける着圧ソックスです。しかし、これも根本的なむくみの解消にはなりませんのご注意ください。

 

産後の骨盤矯正

出産時に骨盤が大きく開きます。開いてしまった骨盤を放置していると、代謝が落ちやすくむくみの原因にもなります。また、むくみだけでなく腰痛が出てしまったり、太りやすい体型になります。整体で骨盤矯正をしてむくみ、腰痛を解消することもオススメです。また、当院でしたら生後1ヶ月から一緒に連れてきていただいても大丈夫です。

 

※施術効果には個人差があります

 

 

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