尼崎市、自律神経失調症を改善!食事編

2019.01.11

皆さんおはようございます!!

尼崎市で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。

本日は「自律神経失調症を改善!食事編」についてです。

 

 

自律神経失調症を食事から改善させる

自律神経失調症は改善します。

当院では、身体的な面、精神的な面から自律神経を調整し改善に導きますが、

それと合わせて、食事のバランスも大切です。

薬に頼らず、改善していきましょう!

 

自律神経失調症になってしまう5つの原因

・ストレス

・生活リズムの乱れ

・環境の変化

・食べ物の影響

・女性ホルモン

 

自律神経失調症の改善方法の中でも食事はとても重要です。人の体は食べた食事でバランスをとっています。栄養が不足すると脳はストレスを感じます。必要な栄養素が不足すると自律神経失調症になりやすく、またそれを補えばを食事で緩和することは可能です。

 

自律神経失調症に改善に必要な栄養素

まずはじめに、自律神経失調症の改善に有効な栄養見ていきます。

 

ビタミンE

自律神経やホルモン分泌を調整する役割があります。

ビタミンEのもつ強力な身体のサビ取り効果(抗酸化作用)が注目されるようになりましたが、今では若返りビタミンなどと呼ばれるようになっています。

効果

【生体機能調節】
(ホルモンバランス、自律神経安定)

生理障害、更年期障害、生殖機能の衰え、自律神経失調症の予防

【血行促進】

肩こり、頭痛、生理痛、関節痛、腰痛、冷え、循環器疾患の予防

ビタミンEはビタミンCを一緒に摂ることで、相乗効果が得られます。

ビタミンEは体内のあぶらの部分を活性酸素から守ってくれています。このときビタミンCが一緒にあると、サビ取りをして疲れてしまったビタミンEをもう一度甦らせてくれるのです。

ビタミンEを多く含む食品

アーモンド、ヘーゼルナッツ、オリーブオイル、うなぎ、アボカド、しそ、うに、かぼちゃなど

 

 

 

ビタミンC

体にストレスがかかった時に、それに耐え体を守るために必要となる栄養素です。

水に溶けやすい性質を持った「水溶性ビタミン」の一つ。
数あるビタミンの中で最も認知度が高く、働きの多い栄養素です。
ビタミンCは「風邪や肌荒れに良い」と言われているように免疫機能の維持・強化や、コラーゲンの生成に深く関わっています。

効果

【コラーゲンをつくる】

シワの予防、傷の修復、血管が強くなる

【免疫力を高める】

感染症(風邪など)予防、がん予防、肝臓の解毒作用アップ

【ステロイドホルモンをつくる】

ストレス予防、女性ホルモン

【鉄の吸収の助け】

貧血予防

【シミそばかす予防】

ビタミンCを多く含む食品

ピーマン、ほうれんそう、ブロッコリー、レモンなど

 

 

 

ビタミンB郡

ビタミンC同様にストレスに対抗する働きをします。神経の働きを正常に保つ働きがありますが、強いストレスが働くと極端に消費されます。ビタミンB群の中でもB1、B6、B12などを率先して摂るのがオススメです。

ビタミンB群とは…
水溶性(水に溶けやすい)ビタミンのうち、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ビオチンの8種の総称を指します。

ビタミンB1

糖質をエネルギーに変える、アルコールの代謝に関与する、脳の働きに関与する、神経の働きを正常に保つ効果があります。

ビタミンB1が不足すると、肩こり、筋肉痛、疲労、アルコール中毒、脚気、食欲不振、記憶力減退、集中力低下、音に過敏、神経炎、ウェルニッケ脳症、脚気の症状が現れます。

ビタミンB6

体タンパクの合成や造血に関与する、脳の働きに関与する、神経伝達物質の生成や抗アレルギー作用に関与する、脂質の抗酸化に働く効果があります。

ビタミンB6が不足するとインスリンの分泌低下、アミノ酸吸収低下、かゆみ、浮腫性湿疹、皮膚炎、貧血、虫歯、下痢、食欲不振の症状が現れます。

ビタミンB12

神経を守り、正常な働きをする、ヘモグロビン、赤血球の合成造血作用に関与する、たんぱく質の代謝、核酸の合成に関与する、脳の発育を助ける効果があります。

ビタミンB12が不足すると、神経系の障害、記憶減退、集中力低下、食欲不振、便秘、下痢、異常興奮、悪性貧血、胎児・乳幼児の成長不良、学習能力の低下、舌の異常の症状が現れます。

 

 

 

カルシウム

丈夫な骨や歯をつくるのに欠かせないカルシウムは、神経系に働き、イライラを抑えたり精神を安定させる作用があるので、自律神経失調症の人に欠かせない栄養素です。

また、心臓のリズムを整える作用があるので、カルシウムが不足すると不整脈が起こることもあるといわれています。筋肉の収縮や血液凝固などの働きもあり、動脈硬化や高血圧の予防にも有効です。こうした働きから、自律神経失調症にも有効であると考えられています。

体内のカルシウムは、99%が骨と歯、1%が血液や筋肉にあります。自律神経に働くのはこの1%ですが、生命の維持や活動に重要な役割を担っています。そのため、血液中のカルシウムは常に一定量が必要となり、不足する場合には、骨に蓄えられた貯蔵カルシウムを溶かして血中に放出し補われます。こうしてカルシウムが不足し続けると、年十年か後に、骨がスカスカになる骨粗しょう症となって表れます。

カルシウムを多く含む食品

桜エビ、プロセスチーズ、しらす、いかなご、ひじき、しそ、ちりめんじゃこなど

 

 

マグネシウム

グネシウムは「酵素」の働きに関与します。その影響を受ける酵素は300種類以上にもなります。
カルシウムと同様に骨を作る原料になっています。

つまり、マグネシウムが不足すると酵素の働きが弱くなり
代謝が悪くなります。代謝が悪くなるということは、食べ物を食べても
栄養が得られないということです。
マグネシウムはセロトニンを作るときに必須です。

精神安定には非常に重要なものです。

その不足の症状はストレスと関係が深いです。
過敏症、不眠症にも大きく関係しています。
イライラ、手足のしびれ、震え、痙攣、吐き気、食欲不振
不整脈、頻脈などの心臓への影響が大きいこともあり
パニック障害と関係が深いです。

マグネシウムを多く含む食品

あおさ、大豆、きなこ、アーモンド、ごまなど

 

 

 

亜鉛

脳の神経伝達物質を作る成分です。

亜鉛が不足するとイライラしたり不安になったり精神的な不安定になります。

自律神経失調症の人は、しっかり摂りたい栄養素です。

亜鉛の働きと、自律神経の改善に有効な、亜鉛を多く含む食べ物を紹介します。

味覚細胞を形成したり、新陳代謝を活発にして成長を促す作用をもつ亜鉛。

免疫細胞の活性化、抜け毛を予防、二日酔い予防など、

さまざまな働きがありますが、自律神経失調症の改善にも有効だといわれています。

亜鉛には、脳の伝達物質をつくる働きがあります。亜鉛が不足すると、精神的に不安定になったり、イライラしたりすることがあります。そのため、精神的不安定になりやすい自律神経失調症の人にとって、多く摂りたい栄養素のひとつです。

 

 

亜鉛を多く含む食品

亜鉛を多く含み、自律神経を整えるのに効果があるとされる食べ物には、以下のようなものがあります。

牡蠣、豚レバー、ほや、うなぎ、牛肉、卵黄、カニ、たらこ、鶏レバー、チーズ、煮干し、ココア、緑茶、抹茶、ゴマ、大豆、納豆、きな粉、豆腐、そば、カシューナッツ、アーモンド

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