股関節が痛い人が筋トレしてはいけない

2019.07.10

皆さんおはようございます!!

尼崎市で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。

本日は「股関節が痛い人が筋トレしてはいけない」についてです。

 

股関節が痛くて筋トレをすると悪化する可能性があります。そもそも筋力が落ちたから痛くなったわけではありません

 

「年齢的にも筋力が落ちてきただろうし、運動してないし、体重も昔よりは増えてるから股関節に負担がかかって痛いんだろうな」

と考えていませんか?

病院でも、

「関節が変形してるから、股関節の負担を減らすために筋トレして筋力で股関節にかかる負担を減らしましょう」

という指導を受けられているはずです。

それから、

筋トレできていますか?

「筋トレしたくても痛くてできない」

「痛いのを我慢してでもやった方がいい?」

「筋トレ頑張って続けてるけど良くなっている実感がない」

このような声を聞くことが多々あります。

しかし、当院では筋トレは一切やめていただきます。

筋トレするから股関節の痛みが良くならないのです。

この辺りの理由について解説していきます。

 

股関節が痛くなる原因。そもそも筋力が低下して痛くなった訳ではない

そもそも筋力が落ちたから股関節が痛くなっている訳ではありません。

痛い→動きたくない→筋力低下

上の流れの通り、痛いことが先で筋力が低下の順になるので、痛いことの原因ではありません。むしろ結果として筋力が低下するということです。

ということは、痛みの原因は他にあるということですね。

 

変形→痛い→筋力でカバー

また、上の流れのように股関節が変形していて痛いなら変形させてしまった原因を改善することが最優先になるはずですが、それに対しては何もせず、その変形を改善することができないから、股関節周りの筋肉でカバーしようという考えになっています。

これも変形させてしまった原因をそのままにしてしまっているので、変形はますます進行してしまいます。

 

痛くなった原因、変形してしまった原因に目を向けずに、筋トレをする・・・って努力する方向を間違えていませんか?

例えば、ダイエットをする場合、食べ過ぎで太っているなら食べる量を減らすことがまずやらなければいけないことはずです。食べる量はそのままで筋トレしても増えにくくはなるかもしれませんが、効率は悪いですよね?効率よくダイエットするなら、まずは食べる量を減らすこと。

同様に、変形していて痛いなら、変形させてしまった原因を改善することが確実に痛みを改善させることのはずです。

いくら努力をしても、努力する方向を間違えていたら無駄な努力になってしまいます。

 

筋トレは体に負荷をかけることです。負荷とはストレスでもあります。痛い股関節にさらにストレスをかけるのですか?

筋トレして筋力をつけることは良いことですが、痛みがある人がさらに負荷をかけるようなことをしてしまうと、それはストレスになってしまいます。ストレスをかけ続けたら筋力がつく前に股関節の痛みが悪化してしまう可能性があります。

 

股関節のストレスを抜いてあげましょう。ストレスが減ったらそれだけでも股関節は楽になります

股関節が痛くなると、どうやったらどの痛みが改善するのか、どうしたら悪化しないのかということを考えて、ネットで調べたりして色々試されると思います。

しかし、そのほとんどが、

「この運動をやれば股関節の痛みが改善する」

「この筋トレで下半身に筋力をつけて、死ぬまで歩ける足にしよう」

のように運動や筋トレをして体に負荷をかけることで症状を改善させようとするものばかりです。

これらを実践して股関節にさらに負荷をかけると股関節は耐えられなくなってしまいます。

これらを一切やめてみましょう。

筋トレというストレスがなくなればそれだけで症状は軽くなります。

何かを追加してよくしようとするのではなく、減らすことを意識すると、股関節はもっと身軽になることができます。

 

 

山口鍼灸整体院では、股関節痛の患者さんに対して数百人施術をさせて頂き、施術後は皆さん笑顔で帰宅されることが多く安心して日常生活を過ごされる方が多くおられます。

治療院に来るのが難しい方には訪問し施術を行っております。

 

 

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