股関節の痛みの原因について尼崎のあなたにお伝えします

2019.12.30

皆さんおはようございます!!

尼崎市南武庫之荘で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。

本日は「股関節の痛みの原因について尼崎のあなたにお伝えします」についてです。

 

股関節が変形しているから痛いわけではありません。痛みの原因が理解できれば辛い股関節の症状も改善できます

股関節の痛みの原因をお医者様から、

「股関節の軟骨がすり減っているから・・・」

「加齢に伴って筋力が低下しているから・・・」

「元々股関節の形状が浅いから・・・」

というような説明をされたことがあるかもしれません。

しかし、結論を言うとこれらは痛みの原因としては関係ありません。

なぜこれらが痛みの原因としては関係ないのか、本当の痛みの原因は何なのかについて解説していきます。

 

股関節の痛みの原因として一般的に考えられていることと、実際の矛盾

股関節の痛みの原因は大きく二つに大別されています。

・股関節の関節自体の問題

先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全、関節軟骨の磨耗、大腿骨頭壊死

・関節以外の原因として考えられているもの

筋力低下、体重増加、老化現象、日常生活での負担

 

 

股関節の痛みの原因として考えられているもの① 股関節を形成する関節自体の問題(変形性股関節症)

大きなくくりでは変形性股関節症と説明されることが多いです。

1、発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)

新生児から乳幼児期に股関節が脱臼する疾患です。

2、臼蓋形成不全

太ももの骨と骨盤で構成する股関節の連結が浅い状態です。

この2つに共通して言えるのが女性に多いと言うことです。このことから考えると、発育性股関節形成不全と臼蓋形成不全がその後の変形性股関節症にも影響を与えていることが考えられます。

しかしそれだけではなく、その後の生活習慣や体の使い方の方が股関節の変形を助長していると当院では考えています。

また、レントゲン画像で変形性股関節症が認められても、変形の程度が痛みの程度度一致するわけではありません。

変形が認められても痛みがない人もいます。

 

 

股関節の痛みの原因として考えられているもの② 妊娠、出産

妊娠、出産による骨盤の変化も女性の方が変形性股関節症になりやすいと考えられている原因の1つですが、妊娠、出産経験のない女性でも変形性股関節症と診断されますし、変形してなくても股関節の痛みに悩んでいる方は大勢います。

また、当然男性にも股関節の痛みで悩んでいる方も少なくありません。

 

 

股関節の痛みの原因として考えられているもの③ 股関節の軟骨がすり減る

太ももの骨と骨盤の骨の間にある関節軟骨が老化現象によってすり減ることで、関節の隙間が狭くなって、軟骨と軟骨が擦れ合うことで股関節に痛みを感じると言う説明がお医者様からされることが多いです。

しかし、この軟骨には痛みを感じる神経は存在していません。

そのため、どれだけ軟骨が擦れ合っても痛みを感じるということはあり得ないということです。

 

 

股関節の痛みの原因として考えられているもの④ 体重による股関節への負担

体重が重いと股関節にかかる負担が強くなるために、股関節に痛みが起こると考えられていますが、もしそうなのであれば、太った方はみんな股関節が痛くなってしまうということになってしまいます。

 

 

股関節の痛みの原因として考えられているもの⑤ 筋力低下

「筋力が落ちたから股関節が痛い。だから股関節周りの筋肉をトレーニングしましょう」

ということが比較的よく言われます。

しかし、筋力が落ちることで股関節が痛くなるのであれば、高齢者はみんな股関節が痛くなってしまいます。

病気や怪我で安静をしていた方も筋力が低下するはずなので股関節が痛くなるということになってしまいます。

 

 

股関節の痛みの本当の原因は画像には映らないところにある

関節の異常=症状ではない

股関節の痛みの原因の多くは関節の変形として考えられています。

しかし、近年ではテレビの健康番組でも取り上げられるようになりましたが、画像所見と実際の症状は一致しないということです

つまりレントゲンでは変形が強く出ていても、全く症状を感じない人もいれば、逆にレントゲンでは異常がないのに辛い症状で悩んでいる方もいるということです。

これは関節(骨)の異常が原因で症状が出ているわけではないということを示しています。

 

 

筋肉の異常(緊張)=症状

股関節の痛みを訴えられる方には共通したことがあります。それが、筋肉の緊張です。

常に筋肉が緊張した状態になっていて、力を抜くとうことができない状態になっています。

筋肉がうまく伸び縮みしないロックした状態ということです。

この状態の筋肉にさらに負荷がかかったり、無理に動かそうとすると体は本能的に身を守ろうとします。

この身を守ろうとする反応が痛みとして現れます。

画像所見と痛みの程度が一致しないのはこのためです。

 

 

まとめ

・関節の異常と症状の程度は一致しません

・つまり、関節と症状は関係ないということ

・股関節の症状を左右しているのはレントゲンやMRIには写らない筋肉

・股関節が変形しているからと手術を勧められていても、症状を出しているのは筋肉の状態。

・そのため、手術をしなくても股関節の症状は改善することができるということ

 

山口鍼灸整体院では、股関節痛の患者さんに対して数百人施術をさせて頂き、施術後は皆さん笑顔で帰宅されることが多く安心して日常生活を過ごされる方が多くおられます。

治療院に来るのが難しい方には訪問し施術を行っております。

 

 

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