尼崎市、女性ホルモンを整える食事

2019.01.14

皆さんおはようございます!!

尼崎市で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。

本日は「女性ホルモンを整える食事」についてです。

女性ホルモンとは

まず、女性ホルモンを整える食事・栄養を解説していく前に、女性ホルモンとはどんようなものかを説明していきます。

 

女性ホルモン

ホルモンは身体の様々な機能を調整するものですが、特に女性ホルモンは成長や新陳代謝、生理のサイクルや妊娠、出産に深く関係するものです。

女性ホルモンの種類

1.エストロゲン(卵胞ホルモン)

2.プロゲステロン(黄体ホルモン)

3.卵胞刺激ホルモン

4.黄体形成ホルモン

があります。

 

どんな作用がある?

1.エストロゲン

エストロゲンは主に卵巣で作られ、脳の下垂体によって調整されています。エストロゲンは心臓や骨を守り、子宮や膣など妊娠・出産に必要な器官を健康に保つ役割があるとても重要なものです。
生理:エストロゲンが卵を成熟させ、子宮内膜を厚くします。
妊娠:エストロゲンは妊娠中は増加し、出産後は急速に妊娠前のレベルまで減少します。この急激なエストロゲンの変化が、産後うつ病に関連していると言われています。
更年期:更年期に入ると生理が不規則となり、やがて生理が止まりますが、これは卵巣の機能が弱まりエストロゲンの分泌が低下するためと言われています。

 

2.プロゲステロン

プロゲステロンも卵巣で作られますが、妊娠中は胎盤でも作られます。
生理:プロゲステロンは受精した卵が着床しやすくなるよう、子宮内膜を厚くします。
妊娠:プロゲステロンは妊娠中に増加し、出産後は妊娠前のレベルまで減少します。エストロゲンと同様に、この黄体ホルモンの急激な変化が重度の産後うつの要因と考えられています。
更年期:更年期になるとプロゲステロンは減少します。

 

3.卵胞刺激ホルモン

卵胞刺激ホルモンは脳の下垂体という所で作られ、分泌されます。
生理:卵胞刺激ホルモンは卵の元である卵胞を成長させ、成熟させるよう刺激する役割があります。また卵胞刺激ホルモンは卵巣に働きかけ、卵胞ホルモンを作るよう促します。

 

4.黄体形成ホルモン

黄体形成ホルモンも脳の下垂体で作られます。
生理:生理サイクルの中期にこの黄体形成ホルモンが一気に放出され、分泌量が増えることにより成熟した卵の放出、排卵が起こります。

 

女性ホルモンはどんな良いことが?

女性ホルモンは、生理、妊娠、出産や更年期などをコントロールするものですが、日々の生活にも密接に関わっているのです。

 

ダイエットが成功しやすくなる

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ダイエットが成功しやすい時期と、しにくい時期があるというのはご存知ですか?これは卵巣から分泌されるエストロゲンが関係しています。

エストロゲンは美人ホルモンとも呼ばれるホルモンで排卵と妊娠への準備のために心と身体を整える役割があります。その分泌量が上昇すると肌や髪に潤いを与えて女性としての魅力を引き立て、身体も健康で、気分も前向きになるため、異性を惹きつけるには最適な時期と言われています。排卵まではエストロゲンが分泌量が増えますので、ダイエットを行うには適した時期となります。

その反対に排卵後から生理までの時期は心も身体も不安定となり、イライラしたり、気分が沈んだり、甘いものが食べたくなる、疲れやすい、下腹痛で辛い時期となります。肌の調子も崩れやすく、肌が乾燥したり、化粧ののりが悪くなる等、様々な不調が出安い時期となります。プロゲステロンの分泌が増えて、妊娠への準備をしているためにこのような症状が出てきます。この時期にはストレス解消のための適度な運動や、無理をせずリラックスして過ごすのが良いです。

 

精神的に安定する

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エストロゲンには抗うつ作用があり、プロゲンテロンには脳を落ち着かせる効果があります。
エストロゲンの分泌が、高過ぎると不安やパニック障害。低過ぎるとうつ病になりやすくなります。
プロゲステロンの分泌の低下は不安感が強くなると言われています。
月経前症候群や産後うつ病ではプロゲステロンが急激に減少しますが、どちらもプロゲステロンのお薬を使うことで改善が見られたという研究もあります。

 

睡眠の質が良くなる

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生理が終わってから排卵日まで分泌が多くなるエストロゲンは、心も身体も絶好調にして睡眠の質も良くします。その反面、排卵日から生理まで分泌されるプロゲステロンには睡眠作用があるといわれますが、この時期は基礎体温が高くなるため寝つきにくくなったり、眠りの質も低下することがあります
このように、女性ホルモンは日々の生活中でとても重要な役割を持っています。ですので女性ホルモンを安定させることは、日常生活を充実させてくれます。ここからは、そんな女性ホルモンに良い食事・栄養についてとなります。

 

女性ホルモンに良い食事・悪い食事

千葉市中央区 西千葉 整体院 女性ホルモン 食事

肌荒れと女性ホルモン

バランスの良い食生活は健康と美容にとって不可欠です。女性ホルモンにとって良い食事・悪い食事は何かということを知り、ホルモンバランスを整えながら健康な身体を作ることが大切です。

 

ホルモンバランスを整える食事

ホルモンバランスを整える食事内容や栄養成分と、ホルモンバランスの崩れを起こす原因について解説していきます。
ホルモンバランスを整える上で食事の内容が非常に重要となっています。栄養バランスの偏った食生活によってホルモンバランスは乱れ、大きな影響を与えることにもなります。
食事の面に関してホルモンバランスを崩さないようにするには、栄養が偏らずに規則正しいリズムで食事を摂るといったことが最も重要なポイントになりますが、さまざまな要因で不足するホルモンの分泌を改善したり、女性ホルモンを補う栄養を意識して摂取することも大切です。

 

ホルモンバランスを整える栄養素と食べ物

ホルモンバランスを整える食生活の基本となるのは、栄養バランスの良い食事を毎日規則正しくとること!具体的には脂肪や糖質の摂り過ぎに注意すると同時に、たんぱく質やビタミン・ミネラルなどといった栄養素をバランスよく摂取することが大切となります。

 

大豆イソフラボン

千葉市 整体院 女性ホルモン 食事 大豆イソフラボン
大豆で有名なイソフラボンはポリフェノールの一種で、体内で女性ホルモン(エストロゲン)と同じような働きをすることから植物性エストロゲンと呼ばれています。イソフラボンにはこのような特徴があることから、女性ホルモンの減少による更年期障害の諸症状や生理不順の改善などに効果的であると考えられています。
イソフラボンは豆腐・納豆・豆乳・みそ・しょうゆなどの大豆食品全般に含まれています。

 

ビタミンB6

千葉市中央区 整体院 女性ホルモン ビタミンB6
ビタミンB6には女性ホルモンの代謝に働きかけバランスを整える作用があることから、生理前のホルモンバランスの乱れから生じる月経前症候群や妊娠中のつわりなどの症状を緩和すると言われています。
ビタミンB6を多く含む食べ物としては、マグロカツオといった魚や肉類のレバーなどが挙げられ、大豆製品ナッツ類、にんにく、バナナなどにも比較的多く含まれています。

 

ビタミンE

西千葉 整体院 女性ホルモン アーモンド ビタミンE
ビタミンEにはホルモンが分泌される下垂体や卵巣などの細胞膜が酸化するのを防ぐ作用があり、この働きにより細胞膜が安定することでホルモンの分泌バランスが整えられます。このような作用があることから、ビタミンEが不足することでホルモンバランスに乱れが生じて、月経不順を起こしやすくなったり、更年期に多くみられる諸症状が現れやすくなります。
ビタミンEを多く含む食べ物としては、植物油やアーモンドなどのナッツ類などが挙げられ、うなぎ、たらこ、カボチャなどにも比較的多く含まれています。

 

パントテン酸

千葉 整体院 女性ホルモン パントテン酸 うなぎ
パントテン酸という栄養素は、副腎皮質機能を活性化させて副腎皮質ホルモンの分泌を促進する作用があり、ニキビや吹き出物などの肌トラブルや、アレルギー性疾患の諸症状を緩和する効果があると考えられています。また、副腎皮質ホルモンには抗ストレス作用があることから、ストレスから生じるイライラや憂鬱を抑える効果があります。
パントテン酸を多く含む食べ物としては、肉類のレバー、干し椎茸、ウナギなどが挙げられ、その他の食品では納豆、子持ちカレイ、落花生、アボカドなどにも比較的多く含まれています。

 

ホルモンバランスを乱す食事

千葉市 整体院 女性ホルモン 乱れ 食事
逆に、ホルモンバランスを乱す食事とはどんなものでしょうか。ダイエットのために極端に肉の摂取を避けると女性ホルモンを調節するために必要なタンパク質が不足します。

千葉市 整体院 女性ホルモン 乱れ 冷たい飲み物 食事
また、化学調味料を多分に用いたインスタント食品は体内のミネラルを奪い、成長ホルモンの分泌を妨げることに。さらに、冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると身体が冷えて自律神経に支障をきたし、自律神経と相互作用のあるホルモンのバランスを崩します。
このようなことから、極度のダイエットや化学調味料、そして、冷たい飲食物はホルモンバランスを正常に保つために避けたい3つのポイントと言えます。

 

ホルモンバランスの崩れを起こす原因

ホルモンバランスの崩れを引き起こす原因として、女性の場合であれば思春期や更年期といった年齢的に身体の変化が生じることを起因としたもの以外にも、生活習慣に関連する要因が挙げられます。これは生活習慣に乱れが生じることで脳の【視床下部】の働きに影響を及ぼすためです。脳の視床下部と呼ばれる部分は、自律神経の働きやホルモンの分泌をコントロールしている重要な役割りを担っている部位なので、ここに異常が生じると自律神経失調症やホルモンバランスの崩れから生じる症状がみられるようになります。自律神経とホルモンはお互いに大きく影響しあっており、自律神経に乱れが生じることでホルモンバランスの崩れが引き起こされますし、その反対にホルモン分泌に乱れが生じると自律神経のバランスが崩れることとなります。

 

食生活

食生活についてはこれまでに述べたように、栄養バランスの悪い食事内容を続けていると、ホルモンバランスも乱れだしてくるので、それに伴い自律神経にも影響を及ぼすこととなります。

 

過労やストレス

視床下部という部分はストレスに対しても敏感に反応するので、過労やストレスが蓄積されていくことにより自律神経やホルモンのバランスを維持することが困難となり、乱れを引き起こすこととなります。

 

睡眠不足や睡眠の質

睡眠時間が十分に取れていなかったり、熟睡できていないなど睡眠の質が悪いと視床下部にも悪い影響を及ぼすこととなり、その結果として自律神経ならびにホルモンバランスの崩れを引き起こすこととなります。

 

ホルモンバランスの改善に効果的なサプリメント

ホルモンバランスの改善には食事内容の見直しをすることも重要な要素の一つであり、必要不可欠な栄養成分などは出来るかぎり一般の食品から摂取することが望ましいのですが、現実問題としてやはりどうしても補いきれない場合もあるものです。そのような食事からだけでは不足しがちな栄養素は、サプリメントなどから上手に補給してあげることも大切です。ホルモンバランスの改善に効果的なサプリメントとしては、女性ホルモンに似た成分として認知度の高い【大豆イソフラボン】や、内分泌腺の機能向上作用がありホルモンバランスを整えると言われる【マカ】などが代表的なサプリとして挙げられます。

 

※施術効果には個人差があります

 

 

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