腰痛で悩んでいる人は多いと思いますが、腰痛を改善させるためには、いかに睡眠の質を上げてからだを休めるかがポイントになります。それなのに「寝てても腰が痛い」「朝起きた時から腰が痛い」という方が非常に多いです。寝てる間は、からだを回復させることができる大切な時間です。なので睡眠の質が低いと腰痛が治りません。身体が回復しませんから。ということで今回は、寝方を改善して睡眠の質を上げる3つの方法について分かりやすく解説していきます。これを実践してもらえば、睡眠の質が上がって寝てる間にどんどん腰痛もよくなっていきます。
たった3つなので是非試してみてください!
寝ていて腰痛が起こる原因とは
正しい寝方の前に、まずはなぜ寝てるだけで腰痛が起こるのか?その原因について簡単に解説していきます。
・長時間のデスクワーク
・骨盤を歪ませるような姿勢
・食生活の問題
上記の3つの理由が寝てるだけで腰痛が起こる原因になるんですが、今回は特に『1』と『2』の原因に対しての改善方法になります。
つまり、
長時間のデスクワーク=筋肉の問題が起こる
骨盤を歪ませるような姿勢=骨格の問題が起こる
この2つに問題があると睡眠の質がガクッと下がるため、それを上げてやる方法の解説ということです。
寝方を改善して睡眠の質を上げる3つの方法
寝方を改善して睡眠の質を上げる3つの方法
1.痛くない楽な姿勢をさがす
2.自分に合った寝具で寝る
3.クッションを使う
この3つの方法を駆使して睡眠の質を上げていきます。
1.痛くない楽な姿勢をさがす
寝ていて腰痛が出てるということは、その姿勢があなたにとって楽じゃないということになります。まずは自分に合った、腰痛の出ない楽な姿勢をさがさないといけません。その方法を紹介します。
【基本は仰向け】
寝るときの姿勢は基本的に仰向けが良いとされています。理由はからだのどこにも負担がかからないから。横向きだと下になってる肩や股関節に体重がかかり、長時間その姿勢で寝ると必ずからだがツラくなります。すると、下になったほうがツラいので反対側を向く → またツラくなって反対を向く → やっぱりツラいし反対向く・・・。といった具合に寝返りの無限ループに陥ります。そうならないために仰向けで寝るのが理想的です。ちなみにうつ伏せは痛みを伴うことが多いですからね。腰が反りますし、首も横向いて捻じれますから。でも患者さんの話を聞いていると、案外うつ伏せで寝てる人って多いんですよね。
【楽な姿勢ならなんでもいい】
さっき上で「仰向けがいい」って言ったばかりで申し訳ないんですが、仰向けはあくまで理想です。横向きで寝るのが一番楽なのに、わざわざ痛い思いして仰向けに寝なくてもいいですからね。横向きが楽なら横向きに寝たらいいし、うつ伏せが一番楽だっていう人はそれが1番です。楽な姿勢は自分が1番知っています。楽な姿勢を選んでみてください!まずは自分が一番楽な姿勢を見つけることが大事です。流行りの健康法を試したところで、自分のからだに合わないと楽にはなりません。
2.自分に合った寝具で寝る
腰痛改善には寝具も大事です。枕や布団が合わなくて悩んでいる人も多いので、選ぶ基準を解説していきます。
【寝具の値段は高くなくていい】
値段が高い寝具を使えばまちがいないんじゃないの?そんなわけありません。体形(首・背骨・骨盤・筋肉)って一人ひとり違います。他の人に薦められた枕や布団でも自分に合うとは限りません。枕や布団にこれだけ種類があるのは、それだけからだに合う寝具が人によって違うからです。安くても自分に合った寝具を使う。これ、大事です。
【寝具は試してみる】
どれが自分に合った寝具なのか?これは正直試してみないと分かりません。僕はいつも患者さんにはこんな感じで説明しています。家にある枕を全部出して順番に試してみる。その中で一番楽だと感じたものを使うようにしましょう。頭やからだを乗せた瞬間の感覚で決めたらいいです。楽だと感じていても寝てる間に徐々にツラくなる場合もあると思います。でもこれが頭を乗せた瞬間から違和感があるような枕や布団だと、朝起きたときは絶対ツラいですから。だから最低でも頭を乗せた瞬間一番楽なものを使わないといけません。ベッドだったら売り場に行って寝転がせてもらいましょう。
3.クッションを使う
楽な姿勢をさらに効果的にするためにクッションを使います。なんでクッションを使うと効果的なのか?それはクッションを使って寝るとからだのバランスが安定するからです。
【からだのバランスが安定とは】
からだは何かに触れると支える面が増えてからだが安定します。触れる面が大きければ大きいほどからだはより安定します。立ってるよりも座ってる方が、座ってるよりも寝てる方が触れる面が大きいのでからだはどんどん安定します。寝てる時にからだの隙間にクッションを入れると、触れる面はさらに大きくなるためサイコーです。
【仰向けでクッションを使う】
仰向けでクッションを使うときは、膝の裏か太ももの裏に入れるといいです。
【横向けでクッションを使う】
横向きで寝る時は、膝と膝の間と腕の下です。ビーズクッションっていう柔らかい素材のクッションがあるのでそれを使うといいですよ。
今回は、寝方を改善して睡眠の質を上げる3つの方法について解説しました。寝てる間、いかに腰に負担がかからない状態に持っていけるか。これが腰痛を寝方で改善させるポイントです。
もう一度ポイントを整理しておきます。
1.痛くない楽な姿勢をさがす
2.自分に合った寝具で寝る
3.クッションを使う
以上3つになります。すぐに実践できるものもありますので、ぜひやって頂いて腰痛のない快適な生活を送りましょう。
※施術効果には個人差があります
追伸 尼崎市 山口鍼灸整体院
さて、今回は腰痛に悩んでいるあなたへ、腰痛に良い寝方についての話をしてきました。腰痛は痛みが出てしまうばかりでなく、仕事や趣味活動に支障が出てしまう怖いものです。「仕事を頑張りたい!運動や旅行がしたい!」あなたが本気でそう思っているのであれば、当院はお役に立つことができます。
しかし、当院へ来なければあなたの夢実現のお手伝いさえできません。治らないまま整形外科・整骨院へ通い続けるのは嫌ではありませんか?その時間があれば、あなたの好きなことに時間を使えます。多くの方がそんな時間を手に入れています。
※施術効果には個人差があります