皆さんおはようございます!!
尼崎市で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。
本日は「膝が痛い!ヒアルロン酸注射のメリット、デメリット」についてです。
ヒアルロン酸注射のこと理解して受けていますか?メリット、デメリットを理解して自分の膝は自分で守る
膝が痛くて定期的にヒアルロン酸注射をしているという方、ヒアルロン酸注射がどのようなものか理解して注射を受けていますか?よく分からないまま言われた通りに受けているという方のために解説していきます。
ヒアルロン酸とはもともと関節内に存在している成分
ヒアルロン酸は上の絵のように関節の中を満たしている関節液の中に含まれている成分の一種です。その中でも潤滑油のような役割を果たしているため、ヒアルロン酸のおかげで、膝関節をスムーズに動かすことができています。
変形性膝関節症と診断されたり、膝に痛みがある状態の時には、関節内の炎症によって、ヒアルロン酸が分解され、その濃度が低下すると考えられています。その結果、潤滑油としての役割が果たせないために膝関節の滑らかな動きが損なわれ、痛みが生じるとされています。
ヒアルロン酸注射の回数、頻度
一般的に、ヒアルロン酸の注射は週1回の注射を5回続けることが目安とされていますが、痛みが出た場合にはその都度することもできたり、週1回の注射を2年間続けているという方もいらっしゃいました。ただ、週1回までという保険の制限があるとのことです。
ヒアルロン酸注射のメリット
膝の潤滑油を補充するので痛みが和らいで動かしやすくなる
潤滑油を補充するため、個人差はありますが、効果のある人には注射した直後から痛みが軽減して動かしやすくなるという即効性を感じられます。
意外と注射が痛くない
膝に注射をするとなると痛いんだろうなとイメージされますが、一般的な注射と大差ないと感じる方が多いようです。
副作用が少ない
関節内にヒアルロン酸を定期的に注入することに抵抗があると思いますが、ヒアルロン酸はもともと関節内に存在する成分です。そう考えれば、心配も少なくなります。
ヒアルロン酸注射のデメリット
これまでメリットを解説してきましたが、当然デメリットもあります。特にデメリットを理解した上で注射をするか判断しましょう。
効果には個人差がある
当たり前のことですが、非常に効果がある人もいれば、何回やっても全然効果を感じられないという方と大きく分かれます。
効果は短期間しか期待できない
効果を実感できるのは1日か2日間程度という話を聞くことが多いです。ヒアルロン酸を注入しても、体内に吸収してしまうため、続けることによって、効果が長期に伸びていくということは考えにくいです。
定期的に継続する必要がある
効果の持続期間が短気であることから、継続して注射をすることが前提の治療になります。しかしリハビリでの治療よりも即効性は期待できるため、定期的に継続することでこの期間は痛みのストレスからは解放されるという安心感が得られます。
経過が長い、症状が進行している場合の膝の痛みには効果が得られない場合が多い
膝の症状が初期の場合には効果を得られやすいですが、経過が長く症状が進行している場合には全く効果を実感できないという傾向があります。
そもそも膝の状態を改善することが目的ではない
膝が炎症を起こすことによって、足りなくなった潤滑油の成分を補充することが目的なので、「なぜ炎症が起きたのか?」を改善するための治療法ではない。
メリット、デメリットを理解した上で選択しましょう
ヒアルロン酸注射は痛みが強い場合や、湿布、痛み止めの薬で効果がなかった場合に選択されるポピュラーな治療法です。特に病院からはメリット、デメリットの説明もないまま治療が進められる場合が多いので、これまで解説したことを踏まえて注射するかどうかを自分で選択することが大切です。
一度注射しただけで、すっかり良くなってしまう人がいることも事実
これまでの説明とは矛盾しますが、不思議と一度注射しただけでそのまま膝の痛みがすっかり良くなったという例も多いということも事実です。なぜ
そのようなことが起きるのか?それは、一時的に痛みが治まったことで、痛みへの不安やストレスがなくなり、膝の使い方が改善したことによって、膝の状態も改善したと考えられます。
このようなこともあるので、根本的な改善にはなっていないことや、長期的な効果は期待できないという考え方、イメージだけで、敬遠してしまうことはもったいないです。メリット、デメリットも考慮した上で1つの治療のやり方として、選択してみる価値は十分にあると考えています。
山口鍼灸整体院では、膝痛の患者さんに対して数百人施術をさせて頂き、施術後は皆さん笑顔で帰宅されることが多く安心して日常生活を過ごされる方が多くおられます。
治療院に来るのが難しい方には訪問し施術を行っております。
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