皆さんおはようございます!!
尼崎市南武庫之荘で腰痛専門の鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。
本日は「サポーターと水中ウォーキングは膝の痛みを悪化させる可能性があります」についてです。
歩くと膝が痛い人は膝サポーターと水中ウォーキングをやった方がいいのか?
膝が痛くて病院に行くと、
「体重を落として、筋力をつけるために運動をしましょう」
と指導されることがあると思います。
でも、膝が痛くて歩くのも、運動することも大変だから病院に行ってるのに、運動しろと言われてもどうしたらいいか分からなくなってしまいますよね?
そこで考えられるのが、膝の痛みをカバーするための膝サポーターと、膝が痛くないように運動ができそうな水中ウォーキングです。
これらをやった方が膝のために良いことなのか解説していきます。
「膝サポーターと水中ウォーキング」膝の痛みには使い方
膝のサポーターは大きく分けて2つのタイプに分けることができます。
「膝関節を支えるための支柱が付いているか、支柱が付いていないか」
この支柱を基準に、支柱が付いていることのメリット、デメリットについて考えてみます。
支柱が付いているタイプのメリット
・金属製の支柱により、膝関節の動きを制限することで、膝に安定感を出します。歩いた際の痛みば強い場合には安定感と安心感があります。
しかし、膝関節を固定して、動きに制限をかけるということは、膝の動きに関わる筋肉の動きも制限するということにつながるため、筋肉が伸び縮みしなくなり、筋肉の柔軟性と筋力が失われてしまいます。
その結果、膝関節自体の曲げ伸ばしの可動域が狭くなり、膝が曲げられないようになってしまいます。
歩いていて、膝がガクッと崩れてしまいそうにならなければ、支柱のあるタイプのサポーターを使う必要はありません。
「サポーターと水中ウォーキング」膝の痛みを悪化させる場合も
膝が痛くても水の中なら痛くなく歩けそうだからと、始める方が多いです。病院からも勧められることもあるそうです。
確かに、浮力で痛みは少なく歩くことができるようですが、膝のために良いかというと疑問です。
疑問1 重力の影響を受けてない状況でのトレーニングに効果があるのか?
宇宙飛行士が無重力の宇宙で筋力を低下させないために、毎日何時間もトレーニングするそうですが、それでも帰ってくると歩けないほどになってしまいますね。それほど、重力の影響が大きいということだと思います。
同様にいくら水中でトレーニングしても、それは水中での動きのためのトレーニングにしかならないと考えています。
疑問2 水中では陸上とは歩き方が変わってしまうはず。陸上とは違う歩き方で歩いて効果があるのか疑問?
水中では前に進みにくいため、無理な歩き方になるはずです。そのような不自然な歩き方をして膝のためになるんでしょうか?
膝の痛みにサポーターと水中ウォーキングの効果
膝サポーターは使い方がポイント。膝が崩れ落ちそうな不安がなければ、使う必要もないが、膝を冷やさないことと、安心感を得ることを目的とする場合には支柱のないタイプのサポーター(ウールのタイプ)なら使っても大丈夫です。
水中ウォーキングはあくまでも水の中を動くためのトレーニングです。いくら水の中を歩くことが上手になっても外を歩けなければ意味がない。
どんなに膝が痛くても、歩かなければいけない場面は必ずあります。
であれば、痛くても歩くことの準備をしておくことは必要です。
どんなに膝が痛くても、1歩も歩けないという人はいないはず。(ケガは除く)
1歩でも歩き出せれば大丈夫。
あとは正しく、思い切って歩くことで膝への不安が取れて楽に歩けるようになります。その頃には膝の痛みも少なくなっているはずです。
山口鍼灸整体院では、膝痛の患者さんに対して数百人施術をさせて頂き、施術後は皆さん笑顔で帰宅されることが多く安心して日常生活を過ごされる方が多くおられます。
治療院に来るのが難しい方には訪問し施術を行っております。
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