皆さんこんばんは!!
尼崎市で鍼灸整体院をしている山口鍼灸整体院の山口祐輝です。
本日は「過呼吸」についてです。
過呼吸は、短い時間に「浅い呼吸」を「くり返し早く」行うことで起こります。
体内に酸素が増えすぎて、血液中の二酸化炭素の濃度が極端に低下し、息が苦しくなり、動悸・めまい・手足のしびれなどの症状がでます。
急な発作に動揺し、パニックになることがあります。発作は時間が経つと鎮まり、命にかかわることはありません
胸が苦しく、呼吸がしづらいことから、「酸素が足りない」と本人は認識しますが、不足しているのは二酸化炭素です。
二酸化炭素が不足しているので、体は一旦呼吸を停止しようとしますが、意識は「息苦しい」と感じて必死に呼吸をしようとします。体内で起こっていることと、本人の意識でズレが生じて混乱します。
そして、視界は狭まり、頭痛・めまい・耳鳴り・全身のけいれんがあらわれると、冷静さを失い、パニックに陥ることがあります。
しかし、実際に酸素は十分にあり、死ぬようなことはありません。
落ち着いて、慌てないことが大事です。発作は、約10~30分で治まるのが一般的で、強い発作でも、1時間程度で自然に回復します。
なってしまったら
1.胸に手をあてて、呼吸の速度を下げる
2.呼吸のリズムを浅くゆっくりにする
3.息を吸ったあとに、1~2秒息を止める
4.吸い込んだ息を、10秒かけて吐く
吐くことに意識を集中します。
これで過呼吸になってもあわてずにいられずはずです。